新型コロナウィルス(COVID19)の営業で世界中の人々の日常が一変し、今まで当たり前だったのがなくなったり、できなくなったりなりました。3密を控えるため、家族、親友、同僚から離れてソーシャルディスタンスが必要になり、チームスポーツ、オーケストラ、合唱団練習等も命がかかる行動となり、すべて中止へ。
合唱界がどう変わる?これからどうやって活動すればいい?
アメリカン合唱指揮者協会(ACDA)、全米声楽講師協会(NATS)、コーラスアメリカ、バーバーショップハーモニー共同体、舞台芸術医療協会(PAMA)が2020年5月5日開催したWEBセミナーでCOVID19感染拡大と歌う事の関係について、そしてこれから説明されました。アメリカの合唱組織が下記のような行動をとるの検討するように述べられました。
・ワクチンができるまでか、95%効果的な治療があるまで集まって一緒に練習するのが危険すぎる。こういった練習をするまでは少なくても6~8か月控えるように(ワクチンができるかコロナが落ち着くまで1~2年間かかる可能もあります)。
・特に声楽家・歌手が歌っている間、マスクの感染防止率が低すぎる。声楽家・歌手はスパースプレッダー(感染を広げる人)だと。
・2020年夏と秋の活動(練習、演奏会、コンクールを含め)全て中止だと考えること。再開まで1~2年間かかるかもしれませんが、はっきりとわかりません。
・演奏会等できる状況になっても、観客(オーディエンス)が補償範囲内の賠償責任保険の各団体で加入すること。演奏会等当日観客一人ひとりの熱を測り、マスクの配布、入所前に着用という形にするの必要になるかもしれません。
上記述べられたは命令などではありませんが、コロナが近い未来落ち着かないのであれば、日本でも同じような議論が始まるでしょう。
TRSはなぜこのタイミングで設立する?
この状況だからこそ、音楽に対して人のを思いが理解できる。何の気持ちで何が聞きたくなるか。音楽を聴いて身も心もどんな反応するか。そして、人はどれぐらい音楽を大事にしているのがこの状況でわかります。
人と一緒に音楽を作りたいけど、「密」だから一緒に練習ができない。WEBで一緒に練習してもタイムラグでうまくいかない。それそれ1トラックを録音し後で編集ソフトを使って重ねて音楽を作る道もあるが、やっぱり実際あって演奏するのと違う。
TRSでもWEB練習もするかもしれませんが、それより、この機会を使ってどんな音楽をどの練習法でどのクオリティーにしたいというのが団員と一緒決められる時間にしたいと思います。
TRSの今後の具体的な動き
「日本合唱曲を海外に、海外の合唱曲を日本に発信する」様々のレパートリーを歌う事で我々音楽と社会についての理解を深めるのとオーディエンスに新しい感動を与えるのがTRSの芸術理念。
将来的(2015年以降)に演奏会、コンクール、合唱祭出演だけではなく、スタジオレコーディング、CD販売、動画配信活動を行う予定でございますが、設立段階では人を揃って、TRSサウンドとファンベースを作ることを優先します。
「TRSサウンド」を作るには各団員の声知ることと必要な育成をすること。
オーディション合格者しか入団できませんが、オーディション事態はけっして高いハードルではございませんから、団員の経験とスキルはそれぞれです。
今後の予定
9月まで団員16名が揃った場合:
・2020年9月~練習開始
・2021年 春 第一定期演奏会
※ただし、緊急事態宣言が解除されても、1ヶ月の期間を空けてから練習を始めます。
※年内練習が始められなかったら、目安として2021年1月から練習を開始し、演奏会を夏にします。
COVID19感染拡大防止・緊急事態宣言期間中の行動
2020年9月まで
・芸術監督による無料個別WEBボイストレーニング(主に大学生向け)
・芸術監督が指定した教材を用いた楽典自宅学習(入門・初級者向け)
・2021年演奏会(第1定期演奏会)企画・宣伝
2020年9月~(16名揃った場合)
・WEB練習開始
緊急事態宣言が解除され、集まって練習ができるようになった場合:
・換気のできる解除にし、発声、各曲後、窓を開けて休憩を取る
・各団員マスク着用
・各団員の間2メトルの距離を置く
・練習を1時間に制限する
※上記の行動は1~2ヶ月間取る。
団費免除
緊急事態宣言期間中は団費無料にします。
緊急事態宣言期間中入団された方は宣言が解除されから更に2ヶ月無料
※楽譜代等は個人負担のため、免除はできません。
まとめ
以上、団員全員の健康と安全が第一だと思っていますので、安全だと判断されるまで集まらないことにします。この期間、我々一人ひとりの成長・上達を目指して、必要な勉強と練習をします。こうしてことで、活動がはじまったら、オーディエンスに私達のベストが見せられると存じます。
入団希望の方から少しずつ問い合わせ件数が増えてきていますが、まだまだ受け付けておりますので、ご興味をお持ちいただいた方は是非こちらのページをご覧ください。
混声合唱団東京レパートリーシンガーズ芸術監督
ブライアン・ムンギア
Comments